●「パリとプロヴァンス」とゆうタイトルからもわかるとおり、このCDは僕の自己紹介的な内容。このCDの曲がピンとこなかったら、パリプロの他の曲はもちろんピンと来ないよーっていう感じ。

実は制作途中に肺気胸で入院してしまい、退院後に慌てて作ったんだけど、退院して1週間後に気胸が再発しちゃったんだよね。そんなわけで、肺に穴ぼこがあいた状態で歌を録ったんだ。手術跡もばっちり痛かったので苦労したよ。

 

1.「夏はスキップ」

僕は夏が大っキラい。そして夏がキラいな僕はこんな性格です!という自己紹介ソング。作ったのは真冬。そしてアンチサマーなのに曲調は夏っぽい、あべこべな曲。

パリプロの曲では今のところ最古。長男坊です。

 

2.「手抜きなし」

自分がクズってるとき、「自分よりもうちょっとクズがいるから大丈夫」なんて思ってはいけない。先をいってるやつがいるってことは、手を抜いてるってことだ。「手抜きは良くない」みたいなふうに教育を受けてきたのだから、この考えは正しいのだ。

間奏では母親のお腹の中に居たときから聴いていたらしいドヴォジャーさんのフレーズを拝借。デクイー。

 

3.「真実の口」

こっちの領域に入ってきてほしくないのに、平気で入ってくるひとって、結構いるじゃんか。インターホンも押さないで、ノックもしないで、土足で入ってくるよーな。たまに窓から入ってくるやつもいるね。そういうやつにマナー違反ですよ!と注意するとすぐにションボリして帰って行く。曲調もそうだけど、なかにしのブラックな感じが出せているのではないかと思います。

 

4.「ついでにフットボール」

聴いてくれたひとは誰もが思うはず。「なんでフットボールなの?」って。答えをお教えします。

世の中にはセールスと称してこっちの領域に入ってくるやつがいるよね。ぼくが小1のころ、地元の野球チームのコーチが文具屋を営んでいたんだ。ふつうに文房具を買いに行ったんだけど、いきなり野球ボール渡されて「投げてみ」って言われて、野球に全く興味のなかったぼくはイヤイヤ2mくらいの距離を放おった。そしたらコーチは「いい肩してんねー。うちのチーム入らない?」と。なにを言ってるんだ!おれの顔イヤな顔だっただろ!へなちょこなピッチングだっただろ!生意気ですがそう思ってしまった。

だからほんとは「ついでにベースボール」なんだけど、サビがサッカーっぽいと(勝手に)感じたので「フットボール」にしたわけです。


5.六木セントラルパーク

ちょっと前までタバコを吸っていたんだけど、晴れた日の公園で吸うタバコってのは最高だね。ホープ(タバコではない)をたくさん持っているチルドレンたちがいるときはなるべく吸わないようにはしてたんだけど、ある日突然地元の公園が全て禁煙になっちゃったんだ。僕の大好きな「六木セントラルパーク」も。それがすごく寂しくてね。

ちなみに、「六木セントラルパーク」は僕が通っていた幼稚園の近くにあるんだけど、そこにはカッパがたくさんいるんだ。うそじゃないよ。