パリとプロヴァンスなかにしの頭のなかにしまっておきたいこと

パリとプロヴァンス活動終了について
パリプロ活動終了について書くよ。わかりやすく、質問形式にしたよ。全部で3つ。 ①なぜ? 単純明快、「やることがなくなっちゃったから」 (以下は解説なので、スピード重視の人は読まなくてOK) パリプロっていうのは自分自身のためにやってた部分がかなり大きくて、わりと初期の曲とかは個人的な感情を詞にした曲が多かったし、サウンドも自分があったらいいなーと思うサウンドで、バラエティ豊かな感じだった。 だけど、ここ1年ぐらいでものすごく真剣に考えたんだ。個人的な感情の詞とか、あったらいいと思うサウンドなんて、やりたいだけなら世に出さなくていいし、ライブでやる必要なんて全くない。自分がそういう音楽を作ったという事実は、自分だけが知っていれば充分。 そんな風に思ったわけさ。 そうすると、意味のない歌詞か世間に伝えたいことだけが歌詞になってゆく。サウンドも、あったらいいなーという音から、曲をより良くするための「必要性のある音」に変わってゆく。 こうして出来上がったものが「PUNK POST WAVE」という作品。でも最後の「MUSIC」という曲だけは個人的な感情になってしまったので、ボーナストラック的なポジションで捉えてほしい。 ぼくが言いたいことっていうのは全て「MUSIC」で言い切ってしまったし、自分の中で真実に限りなく近い。(伝えたいことと言いたいことは別) ちょいと辛口に書かせてもらうけど、ぼくの周りには音楽や楽器が好きなミュージシャンが少ない。それは以前からの知り合いも、ライブの対バンで初めて出会った人も。そしてそういう人はグループを作ってドンチャン騒ぎ的なライブを好む。一緒に何かを作ろうというチームじゃなくて、ただの仲良しグループ。 ぼくはそのグループの存在の否定はしないけど、入りたくはない。なぜなら楽しむために音楽をやっているのではないから。音楽が好きで、音楽をやるために音楽をやっているんだ。 そしてときどき、調子に乗ったおっさんとかがぼくにこう言うんだ。「ひとりは寂しいでしょ?みんなとやった方が楽しいよ」って。そういうおせっかいなやつはひとりで楽しむ方法を知らないだけの寂しがり屋なのだ。 話を戻すけど、「MUSIC」を超える言いたいことがなくなってしまったし、パリとプロヴァンスという名前で「PUNK POST WAVE」を超える作品を作ることができないことに気づいた。 なので「活動終了」。もう終わっちゃったの。 ②音楽やめるの? 答えはNO。 (以下は解説なのでスピード重視の人は読まなくてOK) パリプロだけがぼくの音楽の全てではないからね。「あいつパリプロやめたからバンド誘ってみっかなー。どーせ暇だろ。」っていうのもウェルカム。ちなみに、ぼくがバンドじゃなくてソロでやってたのは、やりたいバンドがないから。バンド作らないのも、作る気力を自分自身に使いたいから。まあ、あとは打ち合わせ、待ち合わせ、スタジオ代、とか色々面倒が多いからね、バンドは。支出も収入も含めてお金絡んでくるから、そういうの理由でケンカしたら中々イヤな気分になるし。 今は次にやることを色々考えてるよ。ライブ活動をするかはわからないし、世に発表するかもわからない。公にしないで自宅でひとりで勝手に作る趣味に近いような感じでやるかもしれない。まだ未定。ただひとつ言えることは、音楽、言い換えれば作曲や楽器の演奏をやめない、ということ。 ③CDとかサウンドクラウドの曲はどうなるの? CDは「PUNK POST WAVE」以外は4月いっぱいで販売終了。「PUNK POST WAVE」は引き続き販売するよ。 サウンドクラウドは残すけど、特に更新する予定はないのでウェブの墓場みたいになるかな。ホームページも一緒。 ゆーわけで、現状はこんな感じ。 今は残り2本のライブを一生懸命やるだけさ!!応援よろしく。
>> 続きを読む